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多数の乳児に砂状の結晶が確認、排尿で排出
発信時間: 2008-09-23 | チャイナネット

衛生部はこのほど、中華医学会の関連専門家を集め、問題の粉ミルク事件について、踏み込んだ討論を行った。専門家は、これまでに診察してきたほとんどの患者は腎臓に微量の砂状の結晶が見られ、その多くは水分を十分にとることで、排尿で自動的に排出されるという。

専門家によると、乳児でも、大人でも、尿中に極細かい結晶が見られることがあるが、尿液に混じって排出される。この細かい結晶が適時に排出されなければ、人によっては結晶が固まり、臨床で言われる結石となる。

吸収したメラミン量が比較的少なければ、すぐに排出され、人体への危害はないという。メラミンに汚染された育児用粉ミルクを飲んで、腎臓結石の軽い症状にかかっても、治療状況は良い方向に改善されている。一部の患者で急性的な腎臓機能の衰弱が見られても、適切な治療によりすぐに回復できるという。

「人民網日本語版」 2008年09月23日

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