成都パンダ繁殖研究基地で2週間ほど前、2歳のパンダ「縁小(ユエンシャオ)」が仲間とけんかをして右足を骨折した。基地の獣医と整形外科の医者はパンダの特殊性を考慮して治療法を何度も検討し、手術をせずに骨折部分を整復することにしたが、2回の治療はいずれも麻酔が切れてからパンダが動き回り、失敗に終わった。最終的に、仕方なく手術をすることになり、このほど手術は無事成功した。成都パンダ繁殖研究基地によると、パンダの回復は依然として楽観視できる状況ではなく、現在24時間体制で特別看護を行っているという。
「人民網日本語版」 2008年10月10日