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武漢の大学、40歳の学生に「夫婦部屋」を提供 |
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット |
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「学校には本当に感謝しています。妻が武漢に来ることを知った学校は私たちのために特別の部屋を用意してくれました。まるでホテルの『夫婦部屋』でした」。今年40歳になる大学2年生の高軍さんは13日、在校する大学が、今年の国慶節連休中に自身に与えてくれた特別な配慮に触れ、感激を表した。「楚天都市報」が伝えた。 高さんは湖北交通職業技術学院機械電気工学部の2年生。安徽省阜陽市出身で、40歳の彼は同校最年長の学生だ。高さんは2001年、ある車両工場からリストラされ、その後は奥さんの月給と実の父母の仕送りを頼りに、新たに学問を身につける道を選んだ。 今年の国慶節を前に、高さんの妻は安徽省の自宅から高さんを訪れることにした。武漢に来て以来、初めて妻がやってくるとあって、高さんは非常に喜んだ一方、妻がどこに泊まればよいのか心配になった。妻は自分が普段寝泊まりしている学校の集団寮には入ることは出来ない。もし旅館などに泊まれば、毎日少なくとも数十元が必要になる。 同校機械電気工学部共産党支部の姜波・書記は高さんの苦悩を知り、高さんを呼んでこう告げた。「奥さんを連れていらっしゃい。宿舎の問題は、学校が解決するから」。 高さんは喜んでこの旨を妻に知らせた。9月29日、高さんの妻が武漢に到着すると、学校側が特別に用意した「夫婦部屋」に入ることが出来た。他の学生がいない、高さん夫婦だけの部屋だった。 今年の国慶節連休中、高さんはとても楽しく過ごした。彼は妻と共に10月4日まで共に久しぶりの「水入らずの生活」を味わった。「もし学校側がこれほどまでに細かい配慮をしてくれなかったら、家内はこんなに長く武漢にいることはできなかったでしょう」。 高さんいわく、妻は帰郷の際、別れを惜しみながらも、応援するから頑張って勉強に励んで、と言ってくれたという。「あと1年頑張れば、インターン生活に入ることが出来ます。学校にいられる残された貴重な時間を利用して実力を身につけ、自分ならではの良い仕事を見つけ、家族を幸せにして、そして学校の皆さんに恩返しがしたいと思っています」。 |
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