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子どもの命名に悩む若い親、インターネットで名前募集
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット

子どもにどのような名前をつけたらいいか。聞こえもよくて同姓同名も避けられる名前はないか。新世代の若い両親にとって、子どもを命名することは、頭を悩ます問題となっているようだ。ハンドルネーム「SOS」はある日、双子の娘の名前を募集するスレッドをウェブ上に立てた。これに対する書き込みの一部は名前の提案だったが、子どもの名前を募る親からの書き込みも数十件にのぼった。「長春日報」が伝えた。

検索サイトで探すと、「SOS」のスレッドは見つかった。「私の姓は黄、妻の姓は盛。双子の娘が生まれました。親しみやすくて重複しにくい名前はないですか」というスレッドに対し、短時間で20件ほどの書き込みが寄せられていた。子どもの名前を提案する書き込みもあれば、自分の子どもの名前を逆に募集する書き込みもある。

「SOS」のスレッドは、総合サイト「捜狐(SOHU)」の育児コーナーにも立てられていた。このスレッドに対する書き込みは40件余り。名前の提案は少なく、人々の知恵を借りて子どもに特別な名前をつけたいという親からの書き込みが多かった。

ある北京のウェブ利用者は、「うちの住宅団地では8月、30人近い赤ちゃんが生まれた。だが役所で登録する時になっても、ほとんどの赤ちゃんの名前が決まっていなかった。名前を決めにくいのは、姓が特別だからではなく、親が子どもに特別な名前をつけようとするからだ。全国でも同姓同名の率が低い名前がいいという。一部の親たちは結局、4~5文字の名前をつけた」と書き込んでいる。

またあるウェブ利用者は、「2文字の名字と言えば、以前は『欧陽』『司馬』くらいしか聞いたことがなかった。最近は、子どもの姓をどちらにするかで父母の意見が合わず、両方の姓を合わせた2文字の姓を作ることが多くなっている」と指摘した。この意見は、「両親の姓を名前に入れるのもいい」と多くの人の支持を受けていた。

「人民網日本語版」2008年10月15日

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