(4)モニターディスプレイの置き方や高さが適当かどうかチェックしたければ、簡単なテストを一つだけ行えばよい。まず、画面上で、業務上、よく目が行くポイントを覚えておく。その後、目を閉じ、ゆっくりと頭部を上下に何度か動かす。頭部の角度が自然な状態なったとき、首を動かすのを止め、目を開ける。ディスプレイが上手く置かれていれば、上述した画面上のポイントがすぐに目に入ってくるはずである。
(5)パソコン作業中に見る必要のある紙資料などは、ディスプレイと、距離、高さ、角度とも同じ場所に置かなければならない。そのためには資料を縦置きできるスタンドなどを用いることも可能だが、必ずディスプレイの横に置き、作業者の目の高さと水平にしておかなければならない。長い文章をタイピングする場合、紙資料を目の前の適切な場所、あるいは、ディスプレイとキーボードの間に資料スタンドを置けば、その作業が便利になることだろう。
(6)通常、作業時には、まず画面を見て、次にキーボードに目を移し、また視線を画面に戻すものである。このような反復動作を1日中していれば、首が疲労し痛くなってくるだろう。その予防のために、特殊なキーボードを置くのはどうだろう?最近、世界中で多くの情報出力・入力に関する新モデルが特許権を得ている。その中で、ディスプレイの横に置かれる垂直仕様のキーボードや、キーボードのキーが左右に分かれ山なりにもちあがった仕様のものが開発されている。
「人民網日本語版」 2008年10月16日
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