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北京 ネットカフェ入店時には顔写真撮影、身分証のスキャン
発信時間: 2008-10-17 | チャイナネット

北京市にある1500軒以上のインターネットカフェでは、初めての客が利用する際、監督管理システム端末にあるカメラで客の顔写真を撮り、身分証をスキャンし、記録保存しなければならないこととなった。年内には北京市の全ネットカフェがこの設備を備え、登記用撮影装置を使用する。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

市民がネットカフェの受付で利用手続きを済ませる際、「北京市インターネットカフェ利用登記設備」である撮影カメラの前に立ち、顔写真を撮影する。また、撮影カメラの下のスキャナが、身分証明書をスキャンする。この2種類の情報は、文化執法総チームの監督システムに送られ、記録保存が行われる。手続きに要する時間は30秒といったところだ。

このシステムがすでに備えられたネットカフェであれば何処でも、2度目以降の利用客は、身分証明証を提示するだけで、システム中に保存された情報の照合が終われば、すぐに利用できるという仕組みだ。

文化執法総チームの報道担当者である李菲氏によると、このシステムは2005年から稼動している。今までに、門頭溝、海淀、延慶、房山を除く、其の他14区(県)におけるネットカフェではすべて備え付けが完了している。12月中旬までに、北京市全てのネットカフェにおいて、このシステムが備え付けられ使用される予定だ。

李菲氏によると、画像情報の保存は、一つの証明書で多人数が利用することを防止するための対策だ。監督システムのプラットフォームにおいて、すべてのネットカフェの全パソコンに対し、業務員はリアルタイムでその監督管理を行うことができる。パソコンを使っている客の年齢、顔写真などもすぐに検索することができ、利用手続きを行った人の情報資料が、実際にパソコンを利用している人と一致するようにする。

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