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中国人作業員3人の遺体がスーダンの首都へ
発信時間: 2008-10-29 | チャイナネット
 スーダン西南部で拉致、殺害された中国人作業員3人の遺体が28日夜、専用機でスーダンの首都ハルツームに運ばれた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 現地の中国大使館がハルツーム空港で行った追悼式には、スーダン外務省のサデグ次長ら政府関係者のほか、中国大使館の李成文大使、大使館職員、中国石油天然ガス集団の責任者、スーダンに駐留している国連平和維持活動(PKO)部隊の代表、および中国との友好に貢献しているスーダン人など100人余りが出席した。

 サデグ次長は、スーダン政府を代表して、中国人作業員を非道にも殺害したテロリストの行為を強く非難し、犠牲者に哀悼の意を、遺族に心からのお見舞いの意を示した。さらに、「いまだ行方不明となっている中国人作業員の捜索は現在も続けられている。スーダンの関係部門はこの事件に関する調査を全面的に展開しており、罪深きテロリストは必ずや厳重な刑に処せられる」と述べ、スーダン側はスーダン在住の中国人の安全を全力で保護するとした。

 李成文大使は、「中国政府と国民は(作業員を)拉致した上、殺害するという今回のテロリストの行為に対し、極めて憤慨し、強く非難している。全力で行方不明者の捜索にあたり、有効な対策を講じてスーダン在住のすべての中国国民の安全を確保するよう、スーダン政府に求める次第だ」と述べた。

 一方、危険を脱した中国人作業員3人もこの日、ハルツームに到着し、直ちに病院に搬送され、身体検査と治療が行われた。中国大使館の職員は病院に出向いて3人を見舞い、胡錦濤主席ら国家指導者からの心の込もった見舞いの言葉を伝えた。

 「人民網日本語版」2008年10月29日
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