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大連韓偉企業集団のトップ、タマゴ問題に対し公開謝罪
発信時間: 2008-10-31 | チャイナネット

大連韓偉企業集団の韓偉・董事長は29日、香港で同メーカーのタマゴにメラミンが検出されたことを受け、多くの消費者と販売企業に公開謝罪した。韓偉氏はこの日の記者会見で、「弊社の生産したタマゴにメラミンが検出されたとの香港食品安全センターの発表に、わたし共は驚くばかりで、(消費者と販売企業に対し)申し訳ない気持ちでいっぱいだ。わたし共はこの事件に関わる一切の責任と結果を受け入れるつもりだ。多くの消費者と販売企業に対し、この場を借りて鄭重に謝罪する」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同社ではこれまでメラミンを購入したことはなく、飼料や製品の中にメラミンを添加したこともないという。「三鹿製の粉ミルク事件」の発生後、その波紋が広がり、同メーカーのタマゴや飼料もメラミンに汚染されているのではないかと疑いがかかった。そのため、同社は9月下旬に各種飼料および生産工程の全面検査を実施。同月22日に瀋陽新民明興飼料工場が生産した在庫のとうもろこしの酒かす2ロットからメラミンが検出された(現在この工場を起訴する準備を進めている)。この結果を受け、同社では製品を検験検疫部門に送って検査するとともに、飼料の調合を変更し、メラミン入りの製品を自主回収して密封保管や廃棄を行った。

大連韓偉企業集団は創業26年の歴史を持つ。4つの養鶏場を保有し、うち3カ所は輸出品を専門に取り扱っている。

今後同じような食品安全問題が起きないよう、同社ではより厳格な検査基準を設け、原料の仕入れ管理を強化していく方針だ。

「人民網日本語版」2008年10月30日

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