アジア太平洋航空センター(CAPA)のピーター会長は29日、北京首都国際空港に「08年度最優秀空港発展賞」を授与した。中国の空港が国際的な賞を受賞するのは初めてのこと。新華社のウェブサイト｢新華網｣が伝えた。

同センターはアジア太平洋地域の航空業界の権威ある研究機関だ。ピーター会長は、「この賞は、この1年でアジア太平洋地域の航空業に秀でた貢献をした空港に送られるもので、同センターの大賞を中国の空港が獲得するのは初めてのことだ」と述べた。

北京首都国際空港股フェン有限公司の董志毅総経理によると、今年第3ターミナル完成後、首都空港では3つのターミナルと3本の滑走路、2つの管制塔を同時に運営。これはアジア一を誇る。また、今年の五輪開催に向け、首都空港では4段階に分けて航空会社の移転作業を無事に行ったほか、空港スタッフの教育や設備の充実を図り、航空会社により良い発展の環境を提供した。北京五輪期間中には、各航空会社と協力して大規模かつ長期間にわたる、複雑な航空運輸サービスをスムーズに展開し、アジア太平洋地域の航空事業の発展を促進する上で欠かせない貢献を果たした。

「人民網日本語版」2008年10月31日