衛生部や中央宣伝部などの部門は30日、テレビ電話会議を共同で開き、「乳製品品質安全監督管理条例」の徹底的な実行を確認した。会議では各地方に対して、立法・監督・誠意などのポイントから着手し、食品安全犯罪を厳しく取り締まり、職責を適切に果たしていない監督管理部門の規律的・法律的な責任を厳しく追及することが求められた。
衛生部の陳竺・部長によると、国家重大食品安全事故一級対応策が始動された9月13日以来、泌尿器系の結石による腎臓機能不全で死亡した幼児はいない。陳部長は各級衛生部門に対し、リスク評価を土台とした食品安全監督管理方法を引き続き模索し、情報公開プラットホームの建設を加速させ、食品安全重大事故の対応システムを構築し、幼い患者の治療を引き続き進めていくことを求めている。
中国農業牧畜獣医システムはこのほど、全国2万393カ所の牛乳生産所の基本情報をまとめ、生産メーカーの会社名や生産日期、及び生産許可書のないいわゆる(三無)飼料製品3682トンを処理し、違反者の生産拠点238カ所への取り締まりを行った。品質検査部門はすでに、168種類の液体乳に対して8892回、75種類の幼児用粉ミルクに対して1336回、178種類のその他の粉ミルクに対して1935回のサンプリング検査を行い、いずれも合格している。全国工商部門はすでに、粉ミルクと液体乳を扱う経営者に対して延べ1713万回の検査を行い、不合格の乳製品8311.7トンの販売を禁止し、消費者の通報62万6千件を受理し、917.4トンの不合格の粉ミルク・液状乳を消費者のために交換した。
「人民網日本語版」2008年10月31日 |