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金融危機、外国人の中国留学落ち込み懸念
発信時間: 2008-11-04 | チャイナネット

金融危機は、中国国内の大学にとって、来年の外国からの留学生から得る収入を減少させることになりかねない。北京語言大学の責任者は先日、金融危機は中国へ留学する外国人の数を減少させるだろう、と発表した。

北京語言大学は、北京市で数少ない留学生主体の大学で、キャンパス内には、本科生課程を学ぶ留学生のほか、短期の中国語コースを学ぶ留学生も多い。この大学の責任者は、「金融危機は、中国政府の奨学金を受ける留学生に影響を与えることは無いが、自費留学で中国語を学びに来る学生にとって、その留学費用が高くなることから、来年の短期留学生の数は減少すると予測される」と話す。

このほか、関連専門家は、中国人の海外への留学が盲目的にならないように警告している。金融危機により海外留学の費用は節約できるものの、卒業間近の学生に就業ビザが下りにくくなったことから、留学生がアルバイトするのも難しくなりそうだという。

「人民網日本語版」2008年11月04日

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