江蘇省政府の主催による「百名海外博士江蘇行」イベントがこのほど閉幕した。米国、フランス、日本など10カ国の海外博士147人が鎮江はじめ8市(県、区)を訪問視察、537件のプロジェクトについて企業391社と面談を行い、278件の協力プロジェクトで大筋合意に達した。
海外博士147人の中には、米国環境保護庁(U.S. Environmental Protection Agency)や国連工業開発機関(UNIDO:United Nations Industrial Development Organization)など各機関に在籍する有名中国人科学者、および世界有名大学・企業の研究者・専門家などがいる。彼らのほとんどが、極めて深刻な人材不足に陥っている江蘇省の重点業界・産業にとって必要不可欠なエリート人材だ。海外博士が持つ最新科学技術成果180項目は、バイオ医薬、情報技術、環境保護・省エネルギーなど多分野に及び、その多くが世界最高レベルにあり、非常に幅広い将来の応用価値を備えている。
江蘇省は、特定項目資金として2007年に1億元、2008年に2億元を拠出、ハイレベルの創業革新人材を国内外から導入し、創業資金として1人につき100万元を付与している。
「人民網日本語版」2008年11月06日 |