北京城建集団の担当部門がこのほど明らかにしたところによると、北京市地下鉄10号線2期全線工事が来月28日着工される見通しとなった。

　今回着工される10号線2期工事は総延長32.46キロメートル。勁松駅を起点、巴溝駅を終点とし、計23駅が設けられる。うち、乗換駅は12駅。2013年9月30日の竣工を目指す。開通の暁には、すでに開通している10号線1期部分とつながり、北京にとって2本目の環状線となる。

　10号線1期工事設計総責任者の王琦・総建築士によると、現在10号線2期部分各駅の内装デザインについては未確定だが、1期部分と同様のデザインになる可能性が高い。同総建築士によると、北京を囲む2本目の地下鉄環状線として、2期工事部分は1期工事部分とつながるため、視覚的効果などを考慮し、同様のデザインが望ましいという。

　「人民網日本語版」2008年11月06日