蔡耀華さん、陳紹華さんの中国人2人は11日、iPodシリーズの製品が特許を侵害しているとして、米アップル社など3社を起訴した。同日、武漢市中級人民法院が公開審理を行った。

　原告2人は北京在住で、高性能オーディオサーバーの一種の特許を所有している。同特許は1996年に申請、2002年に許可が下り、現在も有効だという。

　2人は自らのもつ特許はMP3、MP4などの製品の基礎となる特許と認識している。しかし米アップル社、アップル貿易（上海）有限会社、武漢酷動商貿易有限公司が販売するiPodシリーズの製品がこの特許の権利を侵害しているため、今年1月に武漢市中級人民法院に起訴、上記3社に権利侵害を停止するよう要求した。写真は法廷に出席する米アップル社の代表者（後列）。

　「人民網日本語版」 2008年11月12日