文化部によると、第7回全国雑技競技大会が今月21~28日、深センで開催される。全国から集まる29の雑技団が36の演目を披露するほか、1千人あまりの雑技団員が雑技演目関連賞を競う。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同大会は2年に1回開かれる。今回の大会では初めての試みとして演目別の評価を行い、バランス・しなやかさ・宙返り・クライミング・道具芸(手・足・頭などを使って壺などの道具を操る芸)の5類で技が競われる。今回の大会では新人や新作も登場する。披露される演目は難易度の高いものであるばかりか、芸術的にもすばらしい演出がなされ、芸術性と観賞性を備えたものとなる。
今回の大会ではさらに、演目のオリジナリティー、テーマの統一性や完成度が問われることになる。また競技規定により、痛々しく残忍なものを含む鑑賞に不向きな演目、年少者を使った演目、安全措置が明らかに欠如している演目については、競技への参加が認められないこととなった。
関係者によると、中国政府は現在、雑技発展を阻害する一連の問題解決に着手しており、雑技団員の年齢・傷害保険・再就職問題などが、検討課題に組み入れられているという。
「人民網日本語版」2008年11月13日 |