公安部交通管理局の王金彪・副局長は17日に特別取材を受け、北京が実施した「ナンバープレート末尾による通行制限」に話が及んだ際に、この措置はすでにある程度の効果を得ているが、長期にわたり継続するか否かについては、「実践状況」を観察していく必要があるとの見方を示した。「新京報」が伝えた。
今回の特別取材で、「自動車ナンバープレート末尾の奇数・偶数による規制が解除された後、ナンバープレート末尾による週1日の通行制限措置が実施された。このような制限措置は、今後も長く続けられるのでしょうか?」という質問がネットユーザから出された。王副局長はこれに対し次の通りコメントした。
北京市人民政府が規制を決定した主な目的は、交通流量の低下、交通渋滞の緩和、緩排気ガスの排出削減だ。現段階では一定の効果が表れているが、長期間にわたる規制を今後も継続するか否かについては、規制の実践状況、北京全体の都市経済社会発展状況、自動車の発展状況、交通管理の全体的レベルの発展と向上を観察した上で結論を出すべきだ。
北京市交通管理局によると、ナンバープレート末尾による週一日の通行制限実施がスタートして1カ月後、道路状況は言うまでもなく、大気品質も予測目標を達成したという。また、通行制限実施前と比べ、五環路内の渋滞警報発令数や時速20キロメートル以下の渋滞区間は、約30%低下した。
「人民網日本語版」2008年11月18日 |