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来年新卒者の就業状況調査
発信時間: 2008-11-25 | チャイナネット

(1)約8割が未内定 

世界的な景気後退の渦の中で、2009年大学卒業見込み学生の求職意向および就業状況はどうなっているのだろうか?本紙が北京鋭智陽光信息諮詢有限公司に委託実施したサンプリング調査によると、ほとんどの学生は就職情勢が劣悪とは感じてはいないというが、現時点で内定を獲得した学生は、調査対象者全体の4.6%のみだった。 「新京報」が伝えた。

▽内定者は全体の4.6%

調査結果によると、内定を獲得した学生は全体の4.6%で、約半数(49.5%)はまだ就職先が見つかっていない。14.9%は就職できそうだが、まだ内定が決まっていない。注目すべきは、卒業後すぐに就職する気がない学生が27.4%いたことだ。この種の学生も就職先未定のカテゴリーに入っており、全体的に見ると、来年の新卒学生の約8割が就職先未定という結果となっている。

▽学生の1割、金融危機が求職にマイナスと懸念

学生の50.3%は、求職活動において最大の問題は実務経験不足だと感じていることが調査の結果判明した。企業と学校は、学生が在学中に様々な社会での実務経験を行う機会を提供しているが、授業時間の合間を縫って十分な実務経験ができなかった学生が多いのが現状で、そのために求職活動において実務経験が豊富という優勢を得られなかった。もっとも気にしている問題について尋ねたところ、学生の10.9%は、「社会に対する理解不足」、10.2%は「自分の専攻の学業成績が芳しくない」ことを挙げた。

このほか、「金融危機が、自分の求職活動に多くのマイナス要素をもたらした。これが最も憂慮すべき問題だ」と答えた学生は12.1%だった。

今回実施された調査では、ランダムアクセス方式が採用された。調査対象者は、北京の大学を2009年に卒業する学生。大学の内訳は、清華大学、北京大学、中国政法大学、北京工業大学、対外経済貿易大学、北京服装学院、吉利大学、北京科技職業学院など総合大学および単科大学合わせて13校。サンプリング総数は1522人、その割合は、大学学部生12:専科生:1.5:大学院生1。

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