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農民工子弟の私学授業料・雑費を免除 北京
発信時間: 2008-12-02 | チャイナネット

北京市の私立学校において、農民工(農村からの出稼ぎ労働者)の子弟は、義務教育段階の授業料と学費が免除されることとなった。北京市は、市政府が1日に公布した官報最新号において、授業料・学費の免除対象を拡大することを発表した。「新京報」が伝えた。

市政府弁公庁(事務所)は1日、「都市義務教育段階の学生の学費・雑費免除に関する工作精神を貫徹するための国務院の意見」を発表した。これによると、義務教育段階の授業料と雑費の免除対象が、これまで免除対象外となっていた小・中学生にまで拡大された。新しく免除対象となったのは、私立学校に通う義務教育段階の学生や、関連証明書を保持する認可済私立学校に通う学生。

市政府弁公庁によると、関連措置を講じ、農民工の子弟が公立学校や認可済私立学校で就学するよう導き、授業料・雑費免除政策を適用する方針という。

「人民網日本語版」2008年12月2日

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