強い寒波が北京に上陸し、気象部門は連日寒冷警報を発令している。生産・生活用暖房の急激な使用増加に伴い、北京市の電気使用量は4日、昨年同期よりも85.3万キロワット増の1121.6万キロワットに達し、今年の冬最高となった。

「例年を見ても寒くなればなるほど電気の使用量は増え、その増加幅は毎年拡大している」。北京市電力公司の担当者は4日、北京市の電気使用量の急激な増加は主に気温が突然低下し、暖房の使用量が増えたことによるものだと説明。その上、第2環状路内の歴史文化保護地域では平屋に住む8万世帯の暖房設備を石炭式から電気式に取り換えた。これが負担の上乗せになっているという。

「人民網日本語版」2008年12月05日