香港大学は4日午後、バスケットボールの姚明選手、アメリカのクリントン元大統領、、エイズ研究者何大一氏に名誉博士の称号を授けた。

香港マスコミの報道によると、香港大学はクリントン元大統領と学者の何大一氏によるエイズの予防と治療の面での貢献を評価するため、この称号を与えたとのことである。

授与式で、法学博士の学位を受けたクリントン元大統領は「エイズの予防にとって、最も重要なのは世界各国が医療システムを改善すると同時に、経済的に困難な人でも、その治療を受けられるようにすることである」と述べた。

また、科学博士の何大一氏は「権威を恐れず、創造性を十分発揮するよう」香港大学の学生に呼びかけた後、「過去8年間、エイズの予防と治療の面で中国大陸と協力してきたことは、とても有意義なことであった」と語った。

このほか、姚明選手は来年香港大学で行われる学位授与式典で、社会科学の名誉博士号を得ることになる。

「中国国際放送局　日本語部」より2008年12月5日