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9省庁合同で非食用物質の添加などを取締りへ
発信時間: 2008-12-09 | チャイナネット

陳嘯宏・衛生副部長は8日、非食用物質の違法添加と食品添加剤の濫用への特別取締り活動を12月10日から全国で開始すると発表した。期間は4カ月間。衛生部、工業・情報化部、公安部、監察部、農業部、商務部、工商総局、国家品質監督検査検疫総局、食品薬品監督局の9省庁が合同で指揮する。9省庁は8日、北京でテレビ電話会議を開き、特別取締り活動の計画を立案した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

陳副部長は「今回の特別取締り活動の主な任務は、三鹿集団製汚染粉ミルク事件の教訓を汲み取り、食品への非食用物質の違法添加を厳しく取締り、食品添加剤市場を整頓・規範化し、食品添加剤の濫用を整頓することだ」と述べ、次の3段階に分けて実施することを明らかにした。

(1)食品業界の自主的な調査・是正を指導すると同時に、エンフォースメント部門が公開調査、覆面調査、商品の抜き取り検査などの方法で、非食用物質を違法に添加している重点商品、重点地域、重点企業を確定する。

(2)全面的な整理整頓。エンフォースメント部門が抜き取り検査によって、不法添加物の来源を突き止め、関係企業および関係責任者の責任を厳しく追及する。

(3)長期有効な制度の整備、食品添加剤生産許可制度の厳格化、食品業界誠実・信頼・自律メカニズムの建設強化。不法食品添加物の加工・販売拠点の一掃。違法行為を継続する企業・個人への厳しい処分。

国家品質監督検査検疫総局の蒲長城副局長によると、今回の特別取締り活動では、肉製品、乳製品、醸造食品、高蛋白含有食品が検査の重点、小規模な生産加工会社・工場が整理の重点対象となる。

「人民網日本語版」2008年12月09日

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