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少林寺、昆明市の4寺院の管理を引き受け 僧侶が常駐
発信時間: 2008-12-15 | チャイナネット

 

 昆明市官渡区官渡古鎮にある4寺院(土主寺、法定寺、妙湛寺、観音寺)の少林寺への正式な管理引渡しが14日に行われた。少林寺は今後、これらの寺に10数名の僧侶を駐在させる。河南嵩山少林寺と昆明市官渡区人民政府は今年11月末に合意を結び、少林寺が20年間にわたってこれら4寺院の管理を引き受けることが決定した。

 少林寺の釈永信住職は「少林寺が他の寺院の管理を引き受けるのは、少林寺の歴史上初めてのことだ」と述べる。「管理の引き受け」と、「下院(分院)の設立」は違う。下院は少林寺の一部分であるのに対し、引き受けた寺院は少林寺の僧侶を派遣し、少林寺の文化を広めるだけで、少林寺とは全く関係がない。中国人民大学哲学部の魏徳東教授は、このような管理方法は、宗教の発展における新しい現象の一つだと述べている。

 「人民網日本語版」2008年12月15日

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