ホーム>>社会>>社会ニュース |
インスタントラーメンの新しい国家基準 |
発信時間: 2008-12-15 | チャイナネット |
|
インスタントラーメンの国家基準が、全国食糧と食用油規格化技術委員会の審査を通過した。新しい国家基準は初めて、インスタントラーメンの蛋白質の含有量を8%以上とし、インスタントラーメンの栄養を保障する。またパッケージには添加物を必ず表示しなければならないと求めている。 新しい基準は国家食糧局研究院が起草し、インスタントラーメンの蛋白質含有量を8%以上と規定。基準の「制定説明」によると、優れた品質のインスタントラーメンは口当たりだけでなく、比較的高い栄養指標も含まれ、その中で蛋白質の含有量も重要な指標の一つで、一部の国外基準では、蛋白質の含有量が重要な品質の指標になっているという。基準を起草したグループは、国内市場で売られているインスタントラーメンの蛋白質含有量を調査した結果、70%の製品で蛋白質の含有量が8%以上に達していた。 脂肪指標は、フライ麺とそのまま食べる乾麺の脂肪の上限をそれぞれ22%と25%と決定。基準起草グループの調査によると、フライ麺のインスタントラーメンは油を抑えることができ、脂肪の含有量も比較的に低いため上限は22%、市場の占有量が高い乾麺は脂肪の含有量が多く、乾麺ならではの口当たりなどを考え、上限は25%と決めた。 またはラベルには、栄養成分を衛生部の「食品栄養ラベル管理規範」に合うよう表示し、食品添加物は、「食品添加剤使用衛生標準」の規定に合うように使用する。この衛生標準に照らし、許可されている添加物は必ず制限量を守り、標準に明記されていない添加物は、インスタントラーメンの中から検出されてはいけない。またパッケージには配合した原料の基準と添加物を明記するよう要求している。 現在、販売されているインスタントラーメンの種類は非常に多く、新しい国家基準はもともとあった業界基準をもとに、一部を手直しした。新しい標準では、出荷検査の指標も増やし、重量や感覚的な分析、水分なども含まれている。 「制定説明」によると、2007年に中国で生産されたインスタントラーメンは489億袋で、生産額は357億元。しかし今なお国家基準は設けられていない。 「チャイナネット」2008年12月15日 |
|