北京市では、6号線、8号線(第2期)、9号線、10号線(第2期)が2012年までに開通する見通しだ。北京軌道交通建設管理有限公司の丁樹奎副総理は17日、2012年までに北京市の地下鉄の総距離は400キロメートルになると述べた。
丁樹奎副総理は、17日に開催された中国都市軌道交通持続可能な発展戦略と建設フォーラムで、以下のように述べた。
「計画では2010年までに地下鉄の総距離が300キロメートルになり、北京市の南の地域を通過する大興線と、大興区と通州区の間の亦荘線が開通する。また北西部の昌平線、南西部の房山線、北東部の順義線、西郊線の4つ線のうち2つが開通し、2012年までに地下鉄の総距離は、現在の倍の400キロメートルで、2015年には561キロの目標を達成する」
「2012年までに総距離400キロの目標を達成するために、近郊地区の軌道交通路線の建設と、北京市内の重要路線の建設を加速する。2012年までには6号線、8号線の第2期、9号線、10号線の第2期が開通するように努力し、2008年末から2010年にかけて、安全、環境保護、省エネ、高効率、国産化をもとに、新しい設備システムの購入を行う。現在、中国の地下鉄の電気消費量は非常に多く、約30%の乗車券収入が電気代にあたる。北京市は9号線を国内初の省エネモデル線に計画しており、約10%のエネルギーが節約できる見込みだ」
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「チャイナネット」2008年12月18日 |