中国共産主義青年団(共青団)中央委員会、中華全国青年連合会(全青連)、欧米同学会(WRSA)が共同で開催する「2008海外留学者帰国創業ウィーク」が21日、北京の人民大会堂で開幕した。中央組織部の李源潮・部長(中国共産党中央政治局委員、中央書記処書記)が創業ウィークに参加する代表全員に面会した。
李部長は「30年にわたる改革開放と現代化建設を通じ、中国は新型の工業化を加速させ、革新型の国家を建設し、経済・社会・科学の発展を推し進める重要な段階に入った。この段階ではとりわけハイレベルな人材が欠かせない。特に世界の科学技術の最前線、産業のハイエンドに身を置き、国際市場と国際ルールを熟知した優秀な人材の確保が急務となる。海外留学者が帰国して創業する道は大いに開けている。より多くの海外留学者が自らの学んだ知識を祖国の建設に役立て、自らの事業への追求を祖国の人民の幸福と重ね合わせ、祖国や人民のために帰国して創業するという貴重なチャンスをつかんでもらいたい」と指摘。続けて「各級党委員会、政府、関係部門は、人材は科学的発展における第一の資源だという戦略的思想を強く打ち立て、海外留学者の帰国創業を奨励、サポートする政策を整備し、帰国者のために誠心誠意よりよい仕事環境と生活環境を創出し、合法的な権益や創業への意欲を守っていってもらいたい。共青団、全青連、欧米同学会は今後も、海外に留学した多くの優秀な人材が祖国の現代化建設に貢献する架け橋となり、サービスを提供してもらいたい」と強調した。
「人民網日本語版」2008年12月22日 |