12月17日午後、あるネチズンが紅網フォーラムで、ネチズンたちが選んだ08年に中国を感動させた動物ベスト10を発表し、人々が動物を愛護するようアピールした。

ナンバーワンの豚――その名は“猪堅強”

成都の農民万興明さんの豚は四川地震後、瓦礫の下に36時間も埋もれていたが生き残り、建川博物館の樊建川館長に3008元で買い取られ、“猪堅強”と名づけられた。樊館長はこの豚が自然死するまで飼うつもりだという。

番（つがい）の小鳥──　「夫を見守る妻」

重慶に生息していた一対の小鳥。オスの鳥は死んでしまったが、その「妻」が夫の身辺で見守り続け、その時間は検疫担当者が２羽を持っていくまで数時間にもわたった。この間に、数百人が感動的な場面を目撃した。

お爺ちゃんのために三輪車を5年間も引き続けた牧用犬

甘粛省蘭州市西固区の大通りでは、毎朝2匹のドイツ産の牧用犬が一台の三輪車を引く光景が見られる。三輪車に乗る人は70代のお爺ちゃん。十字路に来ると、2匹の犬は立ち止まって左右を見て、往来する車がいずれも止まったことを確認してから、再び三輪車を引いて通り抜ける。2匹の犬は親子で、お爺ちゃんから宝物と見なされて　いる。