広州大学でこのほど開催された求人会では、年末までに就職を決めたいという学生達が、最後のチャンスに殺到した。 「信息時報」が伝えた。

多くの求人企業のうち、「月収3千元の高級店員」をうたったある喫茶店に多くの学生が注目、男性や大学院生までもが列をなした。 　　

「男性1メートル80センチ以上、女性1メートル65センチ以上、大学英語4級以上、月収3千元、広州市本籍者優遇」。喫茶店の人事処の女性・羅さんによると、喫茶店の顧客は主に外国人であり、英会話能力は必須という。またこの喫茶店は高級イメージが売り物であるため、店員に対する要求のレベルも相当高く、容姿・振る舞いのほか、英語力、コミュニケーション能力はいずれも高いレベルが必要であるという。「高級店員」とはどんな仕事をするのだろうか？　「お客様にご満足いただくことです。おしゃべりも含めて」。

3千元の月収にひかれる応募者は少なくない。同店によると、40通以上集まった履歴書のうち10通が大学院生のもので、男性が多くを占めているという。

「人民網日本語版」2008年12月22日