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1つの村が二国に所属? 雲南省
発信時間: 2008-12-23 | チャイナネット

 

両国の村人が利用する井戸を見学する観光客。井戸の中央に国境線が走っている。

 雲南省徳宏タイ族チンポー族自治州瑞麗市の銀井村はミャンマーと国境を接し、国境線が村を真っ二つに分けている。中国側を銀井、ミャンマー側を芒秀と呼び、「1つの村が二国に所属する」という奇妙な様相を呈している。村の国境線は竹籬(たけがき)で囲われ、村道や溝などで隔てられている。中国の藤つるがミャンマー側の竹籬によじのぼり、ミャンマーのニワトリが中国の民家で卵を産むのは日常茶飯事のこと。両国の村人が話す言葉も習慣も似ており、同じ道を行き交い、同じ井戸の水を飲み、世代仲睦まじく暮らしている。ここ数年、国内外の観光客が多く訪れるようになった。

 

ミャンマーと国境を接する銀井村を訪れた観光客。

 「人民網日本語版」2008年12月23日

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