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三鹿集団、破産手続きへ 負債総額20億元
発信時間: 2008-12-25 | チャイナネット

石家荘三鹿集団株式有限公司(本社・河北省石家荘市)が24日明らかにしたところによると、同集団はこのほど、石家荘市中級人民法院(地裁に相当)が同集団の破産清算申請書を受理して作成した民事裁定書を受け取り、現在すべての破産手続きが法律プロセスに基づいて進められている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同集団は乳牛の飼育、乳製品の加工、研究開発を一体化した大型企業グループだった。公開された資料によると、2007年末現在の総資産は16億1900万元、負債総額は3億9500万元、純資産は12億2400万元、同年の売上高は100億元となっている。

23日には全国から同集団の一級代理業者400人余りが同市に集まり、さきに発生した粉ミルクへの有害物質混入問題で実施したリコールで、数億元の返品費用がかかったことが指摘された。ある代理業者の試算によると、このほか取次業者からの支払金、酪農業者の乳牛購入経費、パッケージや添加剤のサプライヤーへの支払金、従業員の解雇にかかる経費などがあり、三鹿の負債総額は少なく見積もっても20億元に迫るという。

「人民網日本語版」2008年12月25日

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