中国の最高立法機関である全人代・全国人民代表大会は27日、「中華人民共和国特許法」の修正案を採択し、特許権の侵害行為に対する処罰を一段と強化する措置を明確にした。

修正後の特許法は特許権侵害行為に対する処罰を強化し、賠償には知的所有権の維持費や侵犯行為の阻止のために権利人が支払った費用などが含まれることを明確にした。

知的所有権制度は中国では実施されてわずか20年あまりで、知的所有権に対する保護意識はまだ不十分なため、侵害行為がたびたび発生している。

「中国国際放送局　日本語部」より2008年12月28日