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南鋼集団の従業員がコンゴ民主共和国で殺害
発信時間: 2008-12-29 | チャイナネット

世界の銅の価格が大幅に下がる中、「銅都」と呼ばれるコンゴ民主共和国ルブンバシの鉱業は大規模なリストラを行っており、それにともなって犯罪率も上昇している。

在コンゴ中国大使館によると、南鋼集団の中国人従業員1人が24日、自動車を引き渡さなかったことから銃撃されて死亡した。

在コンゴ中国大使館の兪秋忠政務参事官によると、被害にあったのは、ルブンバシにある南鋼で鋳造作業をしていた四川省眉山出身の駱洪虎さん41歳。 

駱洪虎さんはルブンバシ近くの町に住み、事件発生当日は、体調が悪く車で病院へ行った。午後3時頃、病院の前で銃を持った1人の暴徒が、駱洪虎さんが身につけている物や自動車を奪おうとしたが、駱洪虎さんが車のキーを渡さなかったため、腹部に2発の銃弾を受け、出血多量で死亡した。 

兪秋忠参事官によると、事件後、中国大使館は直ちにコンゴ民主共和国の関係部門に覚書を送り、容疑者を厳重に処罰するよう要求。容疑者はすでに逮捕された。駱洪虎さんの弟もコンゴ民主主義共和国で働いているため、南鋼公司と一緒に善後策を講じている。

「チャイナネット」2008年12月29日

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