世界各地では1月1日、2008年に別れが告げる鐘が次々と鳴り響き、2009年が迎えられた。各地の人々はさまざまな方法で新年を迎え、新しい一年に向けた喜びと願いを表現した。
▽米国
08年12月31日午後11時59分50秒、ニューヨークのタイムズスクエアでは新年の訪れを祝う花火が次々と打ち上げられた。零下5度の寒さにもかかわらず、タイムズスクエアには100万人を超える人々が集まり、2009年の到来を祝うカウントダウン活動に参加した。タイムズスクエアの新年イベントは1904年に開始され、世界でも最も盛大な新年イベントの一つとなっている。
▽ニュージーランド
ニュージーランド北島の東海岸に位置するギズボーン市は日付変更線に近く、初日の出が世界で最初に見られる都市の一つとして知られている。2000年にはミレニアムを祝う大きなイベントが開催された。今年の元旦も2万人の市民が大みそかから徹夜で祝い、新年最初の朝日の訪れを喜んだ。
▽英国
ロンドンのテムズ川の両岸では、50万人の人々が新年に向けたカウントダウンに声を合わせた。英国の国会議事堂から新年の鐘が鳴らされると、高さ135メートルの観覧車「ロンドン・アイ」から花火が打ち上げられた。人々の興奮もこれでいっきに高まり、お互いに抱き合いながら「ハッピー・ニュー・イヤー!」と新年を祝った。鐘の音と花火とざわめきはとけあい、ロンドンの空に響きわたった。
「人民網日本語版」2009年01月04日