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改革開放が価値観の変化を促進
発信時間: 2009-01-06 | チャイナネット

改革開放以来、わが国の経済と社会には多大な変化が生じた。それでは、30年来の社会の変遷によって、わが国の民衆の価値観はどのように変化したのだろうか。08年4月に北京地区で行われたサンプル調査「改革開放30年来の民衆の価値観の変遷」(調査対象数・3000人、対象・北京市各区、性別比・1:1)からは以下の結論が導き出される。

■国家への誇りが高まる

改革開放以来、人々が国家に抱く誇りは顕著に高まった。中国人であることを「非常に誇りに思う」との回答は55.3%、「比較的誇りに思う」は24.7%で、合計すると80%に達した。国家的な誇りとアイデンティの比較的高い人々のうち、改革開放後に国への誇りが高まったと答えた人は93.9%に上った。また、多くの民衆は生活への満足度が高まり、わが国の将来の発展への自信に満ちている。

■自我意識が高まる

改革開放以来、わが国の民衆の自我意識は明らかに高まった。人間の発展と幸福の実現を中心とする価値観の不断の高まりは、以下の面に現れている。(1)自己の利益と他者の利益の双方に配慮。「自己の利益と他者の利益を前にした時の対処法の原則」に関する質問では、他者を優先して自己を後回しにし、人助けを喜びとする「利他」原則を選択した人が40.3%、「利己だが他者に損失を与えない」が33.2%、「自己を優先し他者は後回しだが、できるだけ両方に配慮する」が25.8%だった。これらの選択は基本的にいずれも「双方配慮型」で、自己と他者の優先順位に違いがあるだけだ。(2)生涯学習意識の確立。改革開放以来、わが国民衆は自己変革・自己発展への努力を開始し、学習への姿勢に大きな変化が発生した。改革開放以降、人々の生涯学習への意識はどんどん高まっているとの回答は84%に上った。(3)社会参与意識の高まり。改革開放以降、各種社会団体・組織に自発的に参加しようとする意識が大幅に高まったとの回答は63.9%に上った。

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