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喜怒哀楽の2008年(2) 世界に中国を伝えた念願のオリンピック開催 |
発信時間: 2009-01-07 | チャイナネット |
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オリンピックの遺産 北京が素晴らしいオリンピックを世界に捧げると同時に、オリンピックも北京ひいては中国に新しい贈り物をくれた。北京には、「鳥の巣」や「水立方」をはじめとする現代的な競技場や体育館が建てられ、新しいシンボルとなった。オリンピックの後、「鳥の巣」や「水立方」のあるオリンピック公園は新しい観光スポットになり、10月初めの国慶節の大型連休には、200万人以上の人が訪れた。 地下鉄の建設も加速した。新しい地下鉄が次々と開通し、市民の外出は便利になった。また、北京市政府の推進した「路線バス優先」「乗車料金の値下げ」により、市民は大きなメリットを受けた。そして、パラリンピックがきっかけとなり、北京のバリアフリー施設の建設が大いに進められたほか、障害者に対する関心も高まった。 このほかにも、北京は「緑色五輪」(環境にやさしいオリンピック)という理念に基づき、環境整備に多額の資金を投じて、空気をきれいにした。オリンピック開催中に行われた交通制限は、環境保護のため大会終了後も一定期間続けられている。 さらに、一部の小、中学校ではオリンピック課程が設けられ、オリンピック文化を普及するさまざまなイベントが催された。また、オリンピック理念を積極的に広めることで、中国人の文化的素養を高めた。オリンピックは中国に豊かな遺産を残したのだ。 ポスト五輪時代に入った今、メディアも国民もポスト五輪の中国経済、社会建設の方向性を熱く議論しているが、北京オリンピックを振り返るたびに、それによって私たちが得た情熱、喜び、進歩を思い出す。 「人民中国インターネット版」より2009年1月7日 |
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