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中国、鳥インフルエンザの予防措置強化
発信時間: 2009-01-09 | チャイナネット

鳥インフルエンザが猛威をふるい始め、予防措置が深刻さを増している。農業部新聞弁公室によると、現在全国で鳥インフルエンザなど動物由来の感染症は抑制され、昨年6月以降12月まで、中国では高病原性の鳥インフルエンザの病例は確認されていなかった。現状に対する予防措置として、農業部はこのほど踏み込んだ措置をとったという。

農業部の専門家の分析によると、最近インドやベトナムなど周辺諸国で鳥インフルエンザが流行しており、中国への影響が心配される。また、国内での感染状況も複雑で、鳥インフルエンザウイルスの感染経路は広く、渡り鳥や野鳥によるウイルス感染のリスクも高い。さらに、現在中国の家畜生産は放し飼いが主体のため、予防措置の難易度が増しているという。春節(旧正月)を前に、家畜やその製品の流通が頻繁になり、市場での取引も盛んになってきていることも、病原の拡散・蔓延しやすい要因となっている。国内外の発生状況と予防措置の状況を総合的に分析してみると、全国における鳥インフルエンザの感染状況は今後一定期間、全体的に安定を維持し、爆発的かつ大規模に流行することはないが、局地的に発生する可能性も依然として存在しているという。

「人民網日本語版」2009年1月9日

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