台湾当局が18日から発行する消費券について、台北留置所は11日、陳水扁前総統の消費券は同留置所が代理で受領・保管し、要望があれば、1日当たり最高600台湾ドルの使用が可能であることを明らかにした。台湾の「中央通信社」が伝えた。
台北留置所の李大竹・副所長は、「経済振興消費券発行特別条例」の規定にある受領者の資格と発行弁法に基づき、昨年12月30日以前に留置所に収容された者は、収容留置所による審査を経た後、留置所を通じて郵便局で消費券を受け取ることができる。
李副所長によると、この消費券は一般市場でお得な製品やサービスと交換できるため、留置所では家族に郵送するよう収容者に勧めている。収容者本人の所内での出費は少ないため、家族に送って使ってもらう方が利用価値が高いという考えからだ。
収容者がこの消費券を自ら使いたい場合は、協力会社の商品リストを提供し、缶詰や日用品などを買い揃えることができるという。収容者の1日当たりの現金での消費は最高200台湾ドルとなっているが、消費券だと1日当たり600元まで使用可能だ。代理で受け取った消費券はすべて収容者の所内専用の通帳に入金され、直接手渡されることはないという。
「人民網日本語版」2009年1月13日
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