新華社が11日に発表した「第17回党大会以来の紀律検査監察機関による取締活動概要」では、第17回党大会以来の腐敗取り締まりにおける5つの重点が挙げられた。これらの重点には、「県・処級以上の指導幹部による紀律・法律違反の取り締まり」も含まれる。この文章は「新華網」での発表後、インターネット利用者の間で熱烈な反応を呼び起こした。「新華網」が伝えた。
ネット利用者からは、「県・処級以上の指導幹部に対する取り締まりは腐敗防止のカギとなる」「腐敗防止政策の施行と第17期中央紀律検査委員会第3回全体会議の開催によって、09年は腐敗官僚にとって過ごしにくい年となるだろう」などの肯定的な意見が出された。
「県・処級以上の幹部をターゲットにするのは正しい。なかでも現職の県級党委書記に対する取り締まりは重要だ。中国で最も権力を持ちながら最も監督が難しいのはこのグループだから」という指摘もウェブ上にはある。「県・処級の指導幹部を取り締まりの重点とするなら、その対象範囲を広げ、あらゆる省市を逃がさず、あらゆる部委を逃がさないようにしなければならない。検挙率を上げ、腐敗に対する抑止力を向上させなければならない」という声もあった。
「人民網日本語版」2009年1月13日 |