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耳の不自由な選手が中華ミスの決勝戦に
発信時間: 2009-01-15 | チャイナネット

郭玉良さん

コンテストに参加した時の郭玉良さん 

2009年国際中華ミスの内地での選考会には7人が決勝戦に進み、1月17日には広東省の仏山で、世界各地の中国系選手が2009年の国際中華ミスの優勝を目指す。その中に、この20年で初めて決勝戦に進んだ耳の不自由な選手がいる。 

その選手は浙江省出身の郭玉良さんだ。25歳の郭玉良さんは1歳の時に高熱で聴覚を失った。聴覚機能と言語機能に障害のある郭玉良さんは、耳が不自由になった時の記憶はないという。 

2009年国際中華ミスの選考期間は約1カ月かかるため、郭玉良さんは美術の編集の仕事をやめて参加した。郭玉良さんは自分の経歴をこう記している。

「私は幸せな家庭で大きくなり、小さい時から話すことができなかった。しかし自分が他の人と違うと思ったことはない。自分がみんなと違うことを知り始めたのは小学校に入った後で、その時は劣等感を抱くということも知らなかった。もしかしたら両親は、私をこの世界から遠ざけないようにしたのかもしれない。私は友だちと一緒に遊び、心から楽しんで笑い、身体を使った言葉で自分の感情を表現することができた。そのため私は今まで心残りだと思ったことはない。家族や友だち、先生たちの思いやりに包まれ、私はとても幸せで満ち足りている」

「チャイナネット」2009年1月15日

 

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