山西省の少年が国境を越えて誘拐された事件に新しい展開があった。外交部は20日、最大の努力をして被害者を援助すると示し、山西省運城市公安局もすでに特別捜査チームを結成して捜査を行っているという。　

外交部のある責任者は、被害者やその関係者が必要としている援助を提供し、外交部はこの事件を知ってすぐに了解したと話す。しかし国境を越えた犯罪捜査の主導は公安部のため、外交部がこの事件で主導権を握ることはできない。しかし外交部は、関連人員が必要な場合、人員あるいは海外駐在の機関が援助するよう手配できるとしている。　

公安部の関係責任者である郭林氏は20日、この事件の捜査は公安部の刑事事件捜査5局が行っており、近々機会を見て発表すると述べる。　

山西省の警察によると、山西省公安庁と運城市公安局は20日に塩湖区で会議を開き、系統的に国際誘拐事件を捜査展開するという。運城市公安局も馮文副局長をリーダとする重要案件捜査チームを結成している。

「チャイナネット」2009年1月21日