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黄河でまれに見る増水、壺口景観区に深刻な被害
発信時間: 2009-01-22 | チャイナネット

 

 17日23時から18日零時ごろにかけて、黄河では突然の大増水に見舞われた。この増水は、解氷期に上流の水が顆粒の氷塊にせき止められたことによるもの。大量の氷の塊を含んだ洪水が陝西省宜川県の黄河壺口景観区になだれ込み、幅400メートルほどの河を短時間で埋め尽くした。堆積した氷や土砂の厚さは数十メートルに達した。壺口滝景観区全体が被害を受け、インフラ設備なども全て破損、現在景観区は観光客の立ち入りを禁止し、封鎖せざるを得ない状態となっている。景観区管理局の程小衛・局長によると、今回の増水は100年に1度とも言われるまれなもので、大まかな統計では直接経済損失が1千万元に上るという。氷による景観区周辺の損害が深刻であるため、大型の機械が進入することもできず、救済・復旧活動は雪どけを待ってからのスタートとなる。


 「人民網日本語版」 2009年1月22日

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