ウォルト・ディズニーと上海市政府の上海ディズニーランド建設計画決定のニュースに、国内観光客の上海ディズニーランドに対する期待が高まっている。観光ウェブサイト・携程旅行網が22日、上海ディズニーランドに関するアンケートを行ったところ、被調査者1千人のうち9割が期待感を示し、訪れてみたいと回答した。「上海証券報」が伝えた。
今回の調査では、「ぜひ遊びに行きたい」と答えた人が54.6%、「おそらく遊びに行く」と答えた人が35.1%となった。「ディズニーランドをどう思うか」との問いに対し、8割の人が、ディズニーランドに非常なる関心を抱いており、遊びに行くと答えている。うち、2回以上遊びに行きたいと答えた人が3割以上となった。
上海ディズニーランドの建設は、市内観光業界への刺激となっている。携程旅行網リゾート業務の唐一波・総監によると、香港ディズニーランドがオープンした際も、現地の観光業の牽引役を果たしたという。携程旅行網を利用し香港旅行に行った観光客のうち、60%以上がディズニーランドを訪れており、冬休み・夏休み期間の比率はさらに高くなっている。同総監は、大陸部の観光客にとって、上海ディズニーランドのオープンは香港ディズニーランドとは比較にならないほど有利であると語る。何と言ってもビザ申請の手間が省け、出かけやすいこと。そして地理的な近さから、旅行費用も少なくなるからだ。
「人民網日本語版」2009年1月23日 |