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中国、大卒者の就職促進政策を打ち出す
発信時間: 2009-01-23 | チャイナネット

中国政府はこのほど、大卒者の就職を促進するための政策と措置を打ち出した。それには、都市と農村の末端部門に就職する大卒者に社会保険と生活補助金を与えること、独自に起業する大卒者に貸付の優遇措置を実施すること、小中企業が大卒者を採用する場合、就業支援を行うことなどが含まれている。

国務院はこれについて通達を出し、「当面、国際金融危機の影響を受けて、大卒者の就職が困難になっている。各地、関係各部門は効果的な措置を確実に講じて、その就職先を拡大していくべきだ。2009年から3年間で、就職していない大卒者100万人に対し、企業などで実習を行い、実習先が実習生を優先的に採用することを奨励する」と述べている。

統計によると、2009年の大卒予定者は611万人で、2008年より9.3%増える見込みである。しかし、2008年に卒業した560万人の大学生のうち、150万人はまだ就職できていないということである。

「中国国際放送局 日本語部」より2009年1月22日

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