中国衛生部は30日、緊急通達を出し、標識が「広西平南制約工場」の「糖脂寧カプセル」（ロット番号は081101）の使用を直ちに停止するよう全国の医療機関に要求した。 　

今月17日と19日、新疆ウイグル自治区で、2人の糖尿病患者は標識がこのカプセルを服用した後、死亡した。調査した結果、広西平南制約工場はこのロット番号の「糖脂寧カプセル」を生産したことはない。患者の死亡を招いたのは偽の製品で、化学物質「グリベンクラミド」を不法に添加したということである。

衛生省は各医療部門に対して、この薬の使用を停止し、すでに使用したならばその記録を保存し、薬品の仕入れルートを厳しく調査するよう要求した。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年1月31日