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三鹿集団前会長が一審判決取消を求め控訴
発信時間: 2009-02-02 | チャイナネット

三鹿集団の田文華・前会長は、石家荘市中級人民法院(地裁)の一審判決を不服とし、2月1日に控訴した。一審判決で適用された罪名に異議を唱え、その取消を求めている。

石家荘市中級人民法院は1月22日、三鹿集団前会長の田文華被告に対し、劣悪品生産販売罪を適用し、無期懲役、政治権利終身剥奪、罰金2468万7411元の一審判決を言い渡した。中国法では、被告は一審判決に不服の場合、判決書を受け取った翌日から10日以内に控訴することができる。

公訴機関は、三鹿集団が生産したメラミン入りの乳幼児向け粉ミルクなど乳製品は、全国の市場に流通した後、乳幼児を中心とする無数の消費者の健康、生命の安全を深刻に損なったと指摘。国が被害乳幼児の検査と治療に巨額を投じたほか、乳製品会社や酪農家多数も生産・経営に重大な影響を被り、莫大な経済的損害が生じたとしている。

「人民網日本語版」2009年2月2日

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