北京市は今年アメリカに派遣する中国語教師のボランティア募集を続けている。北京市教育委員会によると、今年の募集はすでに始まったとのことである。運転免許をお持ちの方や、中国文化体得者、大学教育の関係者、師範大学の卒業生などが優先され、締め切りは2月25日までである。
規定では、申請者は必ず小中学校や大学の教師、しかも3年間以上の仕事の経験を持ち、標準語は2級甲等以上であるほか、英語環境の生活と仕事をする上で支障がないと判断されられた方に限られている。
ボランティアは海外に派遣される前に中国国家漢語(中国語)国際推進指導グループ弁公室(国家漢弁)に3万元(1円=0.0759元)の保証金を出す。帰国した後、この保証金は全額返還される。国家漢弁はボランティアに往復便の料金と月に1000ドルの手当てを提供する。
ボランティアの手当てについては、2種類ある。一つはアメリカの学校側がボランティアに国家漢弁の手当てを含めて、ほかの教師たちと同じ給料を提供する。しかし、ボランティアは自分で食事や宿泊、通勤問題を解決しなければない。もう一つは、学校側はボランティアの食事、宿泊、通勤問題を解決する。一方、国家漢弁はボランティアに1000ドルの手当てを出す。
ボランティアたちはアメリカ都市部と農村部の小中学校や幼稚園に1年間派遣される。
「中国国際放送局 日本語部」より2009年2月2日 |