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中国の影響への評価、プラスとマイナスが同数に |
発信時間: 2009-02-10 | チャイナネット |
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BBC調査 BBCワールドサービスがスポンサーとなった世論調査によると、中国の影響に対する国際社会の印象はプラスとマイナスが拮抗(きっこう)するものとなった。中国がプラスの影響を持っていると考える人は39%、中国がマイナスの影響を持っていると考える人は40%だった。「人民網」が伝えた。 ▽中国に対する海外の目 調査会社「グローバル・スキャン」がBBCワールドサービスを代表して行った今回の調査では、カナダ・米国・メキシコ・中米地域・チリ・英国・ドイツ・フランス・スペイン・イタリア・エジプト・ガーナ・ナイジェリア・トルコ・ロシア・インド・中国・日本・フィリピン・インドネシア・オーストラリアの人々が対象となった。 これら21カ国・地域の1万3千人に対する調査によると、中国がプラス影響を持っていると考える人は昨年より6ポイント減って39%となり、マイナス影響を持っていると考える人は昨年より7ポイント増えて40%に達した。 中国以外の20カ国・地域を見ると、中国の影響をプラスと考える人が多いのは10カ国、マイナスと考える人が多いのは10カ国だった。1年前の調査では、プラスと考える国が16カ国あった。 国・地域別で見ると、フランス・ドイツ・スペイン・イタリア・英国・日本・フィリピン・トルコ・エジプトでは中国に対する印象が急落した。ラテンアメリカやアフリカなどの国々では中国の影響をプラスと考える人が多かった。中国の影響に対する米国人の印象は昨年とほぼ同じだった(プラス32%、マイナス52%)。 ▽外国に対する中国の目 中国人の欧米諸国に対する印象も悪化している。調査によると、世界に対する米国の影響をマイナスと考える中国人は08年調査時の46%から58%に増加した。欧州連合(EU)の影響をマイナスととらえる人も16%から28%に上がった。ヨーロッパ各国に対する印象では、フランスに対する見方の悪化が最も激しく、フランスの影響をプラスと考える人は64%から44%に急落した。英国とドイツに対する印象は高まり、英国の影響をプラスととらえる人は11ポイント増の67%、ドイツの影響をプラスと考える人は7ポイント増の65%となった。 「人民網日本語版」2009年2月10日 |
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