北京オリンピック競泳で金メダル8個を獲得した米国のマイケル・フェルプス選手が11日、中国のファンたちに大麻事件についてビデオで謝罪した。そして中国のファンの支援に感謝し、若者が自身の誤りを戒め正しい道を歩むよう希望し、次のように語った。

「中国のみなさんも知っているように、私はある時期、愚かなことに、とても後悔するようなことをしてしまいました。この数日間はとても苦しかった。しかしインターネットで、多くの中国の人たちからの支援や励ましの言葉を見て、大変うれしく思い、今回の事から教訓を汲み取り、一刻も早く自分の状態を調整して、最高のコンディションでトレーニングンを再開したいと思っています」

「私はもう一度、皆さんの誇りになりたい。そして私と同世代の中国の若者たちに、自分を戒め積極的に正しい道を歩むよう心から望んでいます。中国には多くのすばらしい印象が残っており、中国の文化や歴史をとても理解したいと思っています。この数日間に中国のネット利用者から届いたやさしい気持ちや事情を汲んで理解してくれているメッセージは、私にとって非常に大きな支えになりました。皆さんの支援と励ましに感謝します。またすぐにでも中国に行くことができるよう願っています」

「チャイナネット」　2009年2月12日