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中国の高級ホテルの経営状況が悪化
発信時間: 2009-02-12 | チャイナネット

 

 

 

国際金融危機の影響で、国外のビジネス客の数が大幅に減少し、中国国内のホテルの経営状況が悪化。一部の星レベルのホテルの客室稼働率は30%まで下がっている。

北京市にある4つ星ホテルの営業責任者は、「団体旅行の人数は、昨年の同期より明らかに減っており、相対的に安定している従来の顧客は確保できるが、客室稼働率は10%以上減少した」と話す。ほかの王府井にある5つ星ホテルも、経営状況はさらに悪化している。

国際旅行社や携程旅行網などによると、海外から北京や上海などの大都市を訪れる観光客やビジネス客も急減しており、4つ星や5つ星ランクの高級ビジネスホテルの価格も大幅に下がっているが、客室稼働率は決して高くないという。

携程旅行網市場部の経理は、去年は約2000元だった高級ホテルの一泊の料金が、今では約1000元まで下がり、一部のホテルでは下げ幅が約40%にもなっていると言う。また中国国際旅行社国内部の張陵捷副総経理は、「もともと4つ星や5つ星ホテルは、主に外国人観光客に頼っていたが、今は料金や客室稼働率が大きく下がり、一部の高級ホテルでは一部のフロアーを閉じたところもある」と話す。

中国ホテル協会も、金融危機の影響で、国外の様々な展覧会やスポーツの競技会が減り、ビジネス客も減少、また宿泊するホテルのレベルも下がっているため、今、北京や上海など大都市の高級ホテルの業績悪化は顕著で、ある高級ホテルの客室稼働率は30%以上下がったと説明する。

「チャイナネット」2009年2月12日

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