女子兵士隊の引率者を務めた双子の張薇薇さんと張莉莉さん

現在の張莉莉さん

　1999年の国慶式の閲兵式で、女子兵士隊の引率者を務めた張莉莉さんは、当時22歳でべチューン軍医学院の学生だった。

「最も忘れ難いのは、とても硬いブーツを履いて訓練しなければならなかったことです。足には多くの血まめができ、それがかさぶたになるとまた新しい血まめができました。そして血まめが破れて化膿した所に汗をかくと、キリで刺すように痛かった。一日の練習が終わってブーツを脱ぐと、コップ半分ほどの汗が出てきました。とても暑いので、毎日、熱中症で倒れる人もいましたが、目が覚めた後に少し休むと、また練習を始めていました」

張莉莉にとって閲兵式に参加した中で最も大きな収穫は、長安街を行進した時に、自分と偉大な祖国がしっかりつながっているということを痛切に感じたことで、その時の使命感や責任感、誇りは、自分の人生を励ましているという。

張莉莉さんは現在、軍事医学科学院医学図書館の補佐員。今年の閲兵式に参加する兵士たちにこうメッセージを送る。

「この得難いチャンスを大切にしてほしい。そして新世代の軍人の姿や中国軍の勇ましい威厳や、中国の発展の成果を世界に示して、共和国成立60周年の誕生日の贈り物になるよう望んでいます」

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｢チャイナネット｣2009年2月13日