中国国家食品薬品監督管理局（国家薬監局）査察局の王立豊・局長は、12日に終了した「国家食品薬品監督管理査察工作会議」において、査察局は2009年、重点地域、重点プロセス、重点品目における4項目の特別検査を展開する方針を明らかにした。

王局長が発表した特別検査4項目の内容詳細は次の通り。

1　食品添加物入り加工食品、消毒剤入り製品、保健食品、化粧品、衛生保健用品、無認可製品といった薬品でない製品6種類を薬品と偽る行為に対し、法律に依拠した厳しい調査処分を行う。

2　薬品メーカーが使用する原料に対する検査監督を重点的に実施し、違法な原料を用いた生産行為や違法な物質を添加する生産行為を厳しく取り締まる。

3　体外診断試薬の監督サンプリング検査および監督検査を実施する。

4　インターネットによるニセ薬の宣伝・販売など際立った問題について、関連部門・委員会が偽劣商品一掃のための連携システム構築を検討し、各方面が協力してニセ薬の製造販売という違法行為を徹底的に撲滅する。

「人民網日本語版」2009年2月13日